赤道の下のマクベス
突然の雪の中
新国立劇場へ観劇に
鄭義信さん作・演出
「赤道の下のマクベス」
タイトルからして
ゾクゾクする
この日にしか行かれなかったのだけれど
チケット完売
キャンセル待ちするしかなく
「奇跡が起こらないと無理」
と
言われていたのだけれど
…
「ろみ、奇跡が起こった!」
と
義信さんから連絡が
!!!
奇跡が起こった
チケット一枚
と
突然の雪
と
ゾクゾクするタイトル
期待しかない舞台で
その期待を大いに上回る舞台
…
もうね
泣きすぎて頭痛い
嗚咽を堪えるの必死な舞台
10代の頃から
鄭義信さんの作品が好き
なんでこうも
優しく
激しく
醜くて
美しく
愛おしいのだろう
どんなに踏みにじられても
変わらず
明日
は来る
明日という希望がくる
そのために
今日
がある
今
がある
過剰な演出は一つも存在しない
一番後ろの席だったのに
劇場全体にこの作品が沁みていて
届く
伝わる
ヒリヒリするよ
本・役者・音楽・照明・舞台美術・演出
すべてが沁みる
あらためて
演劇に真摯に向き合いたい
そう思わされた
今週末まで
観に行かれる幸運な人は
是非
もう一度観たいけれど
思わず購入してしまった戯曲を
読み返そうと思う
Romi
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